星を愛でる(4)  (ゆ)  No.313

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

昨日は、織姫と彦星が一年に一度、天の川を渡って会えるという七夕でしたね。梅雨にあたってしまうことの多い七夕の日ですが、よく晴れた日に街灯等の光がなく空の澄んだ場所でなら天の川が見えることもあるそうです。更に7月上旬から9月上旬の間は、織姫と彦星を星座でも見ることができるとか。東の空に一際明るく輝く三つの星の内、こと座のベガが織姫、わし座のアルタイルが彦星で、この二つに、はくちょう座のデネブを加えたものが有名な「夏の大三角形」だそうです。

The Great Triangle of Summer and the Milky Way  2022.7 made by KAZUMI

このブログ№310「星を愛でる(1)」(https://www.sjve.org/24660)で「ふたご座流星群」の写真を撮られたKAZUMIさんが、今年の7月7日の「夏の大三角形」を作成して送ってくださったのが上の写真になります。ベガとアルタイルの間の南北に光る小さな星々が天の川ですが、織姫と彦星の二つの星の間には約14光年もの距離があるとか。

七夕伝説は宇宙を舞台にした広大なお話ですが、元々は織姫も彦星も働き者だったのに、結婚したとたんに楽し過ぎたせいか働かなくなってしまい、織姫の父親である天帝の怒りを買って14光年も引き離されてしまったそうです。ただ、二人があまりに悲しむので、以前のように真面目に働くのであればという条件付きで年に一度だけ会うことを許されたのが七夕の日だそうです。

さて、前回のブログで、当会会員の幼馴染の方の短編小説の原稿を拝見して私が驚いたことの続きです。実は、上述の№310をアップしてくださった日に原稿を頂きましたので、その日から「星を愛でる」というテーマになったことはもちろんご存じないですし、その原稿自体、もっと前に書かれたものです。

原稿の1ページ目で『えっ!』と思わず声をあげてしまったのですが、実はその方のペンネームが「星」さんだったんです。こういう偶然もあるのねと思いながら、この小説の中のお二人のロマンチックなエピソードを拝読させていただいた次第です。この方は、ご自分の体験を土台にされて書かれていらっしゃるようなので、そういう運命的な星の元に生まれた方なのかもしれないと思い、失礼ながら、お誕生日を伺ってみることにしました。

快く教えていただいたので、このブログ№147「運勢を占う(5)」(https://www.sjve.org/16056)でも少しご紹介した星占いで調べさせていただきました。この占いには、4色の色と260のナンバー、そして、「竜」、「猿」、「鏡」、「太陽」等々といった20の紋章があります。そして、その方の紋章が「月」と「星」。ペンネームに「星」を選ばれたのも偶然ではないかもしれないと思いました。

ちなみに、この占いによれば、『内に秘めた芸術性を表現できる職業が最適で、音楽やアート、文学の世界で自分の内側から湧き上がる感性を表現しながら人々を感動させる実力を持っている』方だそうです。短歌等も嗜まれていらっしゃるそうですが、小説を書いてみようと思われたのも自然な流れでいらしたのかもしれませんね。

一年に一度、織姫と彦星が再会できるのが七夕ですが、VEr.の方々が一年に一度集ってこられたのが当会の全国大会になります。お蔭様で今年で55回目を迎えますが、昨年、ご好評いただいた「いつでも」「どこでも」「何度でも」視聴することができる「オンデマンド方式」 を今回も採用しますので、視聴期間である11月 1日~11月30日の間は、時間や場所の制約を受けることなく興味のあるプログラムを繰り返しご覧いただけます。プログラム概要等の詳細につきましては8月下旬に当会ホームページ上でお知らせいたしますが、10月25日までの早割価格もございますので、お早目のお申し込みをお待ちしております。(https://www.sjve.org/24681

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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